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2018.03.16 イベント
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話題作「グレイテストショーマン」に学ぶスタートアップに気をつけておくべき4つの視点

Mika99a

【グレイテストショーマン】に学ぶ4つのビジネス視点

本年度アカデミー賞 主題歌賞「This is Me」ノミネート
ゴールデングローブ賞 主題歌賞「This is Me」受賞
主演3部門ノミネート、主演男優賞ヒュー・ジャックマン
と全米興行収入175億を超え、日本ではまだまだ旬な話題にあがる
【グレイテスト・ショーマン】観てきましたよ~♪

六本木ヒルズの”TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN”全521席は、
既に公開2週間後の土曜の昼間にほぼ満席。( ;∀;)
六本木ヒルズのTOHOシネマの映画鑑賞後、
近くの”BrewDogRoppongi”で土曜日の15時から1人でクラフトビールを飲みながら、つらつら思い返してみます。

所感

映画全体は、各メディアが取り上げているように、
主題歌である「This is Me」をはじめ、耳に残るサントラと出演者たちの演技力
私の周りの30代女性が、”本当に泣けた””感動した”とFBやインスタにアップするのも理解できました。☆彡

さて観終わってふと私の脳裏に浮かんだのは、
この物語の主人公【P.Tバーナム】のモデルとなったフィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)の
行ったビジネスについてです。

映画後、私のようにWikipediaでP.Tバーナムの存在を調べ、ご存知の方も多いかと思いますが、

フィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)※以下バーナム
コネチカット州に生まれる。父親は宿屋兼商店を自営。
バーナムも父に習い、12歳で兵士相手に自家製のスナックや酒を売り金を稼ぎ、
21歳で商店を持ち、宝くじや新聞『ザ・ヘラルド・オブ・フリーダム』を販売。この時すでに不動産も手掛ける。

つまり、日本で言う小学校6年生のころには、すでに個人事業主として自分で稼いでいたわけですね!(すごい)

スタートアップに必要なビジネスの4つの視点

それではバーナムのビジネス展開になぞらえて、いわゆる「立ち上げ期」に必要なビジネスの4視点について解説します。

①熱狂的なファン創出のために嫌われ者になる

バーナムが行った、ルール度外視の熱狂的ファンを生んだマーケティング手法って、
世界で急成長中のクラフトビール”BrewDog"の手法に似ているんですよね。((+_+))

例えばバーナムの場合は、
1834年ニューヨーク州に移り「161歳でジョージ・ワシントンの元乳母」という触れ込みで、
黒人女性ジョイス・ヘス(Joice Heth)を見世物小屋に出演させ、炎上。
さらに、「ヘスは実は人形で腹話術師がしゃべっている」というデタラメなウワサを流して、これも炎上。
(※これ現代のネット社会だったらとっくにつぶされてる自作炎上方法ですよねw)
そこから2年後の1836年、ヘスの死を利用し、公開検死ショーを開催し炎上。
検死ショーにより、実際はヘスは161歳ではなくまだ70代だったという事も話題にあがり炎上。

この様な経緯から、バーナムは<嘘つき>呼ばわりされ多くの人に嫌み嫌われるんですが、この辺のストーリーは映画では端折られていましたね。

見世物小屋で有名だったのは他にも、腰のところでつながっている男性の結合双生児チャンとエン、
映画でも出てきた、小人症を患う親指トム将軍ことチャールズ・ストラットンや、
遺伝子障害による「髭の生えている女」ジョゼフィン・クロフリアを見世物小屋に出演させ、爆発的な集客を実現する。

有色人種や奇形者を前に出すことにより、
人々の怖いもの見たさの心理を突いて、商売の価値を見出していたんですね。
恐ろしいものを提供するバーナムへの嫌悪感を抱く大勢の人と、逆説へ共感するファンの創造。

これに似ていてBrewDogも、車に引かれた動物の死骸パッケージングした史上最高アルコール度数のビールの販売をしたり、
3分の2パイントグラスの導入を議会に訴えるために小人症の人を雇ったりと、
常軌を逸したマーケティングで、人々をびっくりさせましたよね。(w

奇形者を見世物にしたり死を商売にすることに、嫌悪感を持つ人がいることはやむを得ないのかもしれませんが、
その嫌われマーケティングこそが、バーナムやBrewDogの熱狂的ファンを生み、0から巨万の富を築いた事に間違いはありません( `ー´)ノ☆彡

むしろ大企業でもない限り、平均的顧客に受けるものを世に出す方がよっぽど難しいので、
10人いたら9人に嫌がられるような事をやってみるのもお勧めかもしれないですね。(w

②【理想<売上】理想に走りすぎない

バーナム自身の著書でもこの事が書かれていましたが、映画の中でも同様でしたね。
起業をしようと考える人ってどうしても自分の理想が強くて、
こんな仕事したくないとか、選ぶ人多いんですけど…(;^_^A

バーナムの場合は『まず売上!』って思想なんですよね。
博物館買い取ったと思ったら、見世物小屋に変えてみたり…、かと思ったらオペラ歌手のツアー組んでみたり…
自分の求める理想は、キャッシュフローがしっかり回ってからじっくり決めればよい。
とにかく売上を立てることが第一優先。( *´艸`)

客観視したら”当たり前だよ”って思うかもしれないんですけど、
自分自身が起業しようと思うと中々この壁って越えられなかったりするんですよね。
自分の今のビジネス、やろうとしているビジネスをバーナム視点で見てみるとどうでしょう?
理想に走りすぎてないですか?( `ー´)ノ

③テントでブルーオーシャン戦略

これ映画で最後の方に出てきた話ですね。
放火で博物館が燃えて一文無しになったバーナムが、
『港にテントを張ろうぜ!』って言ってビジネスを再開しましたが、
これ完全にブルーオーシャンですよね。( ゚Д゚)

普通なら、”港でやって人来るの?!””そもそも港で出来るの?!”って躊躇しそうだけど、
バーナムが”テントだ!”と発言した時にはすでに、ある程度の成功のイメージを持っていたはずです。
博物館を見て、奇形者を見て、テントを見て、すぐにビジネスを思いつくバーナム。
これって、”バーナムラッキーだな~”とか、そんな偶然ではないんですよね。(*´з`)

ブルーオーシャン戦略は、常に世の中にアンテナを高くはり、
”これはビジネスになるかな””この空き地は何かに利用できないかな”
”人々のニーズは何かな”と考え続けた人に与えられるチャンスです。(・∀・)
朝起きて、駅までの道のりで何個ビジネスチャンス見つけられますか?

④『象』でキャラクタービジネス(付随するビジネスを探せ)

映画で最後にバーナムが象に乗って、家族を迎えに行くシーンがありますが、
実際にバーナムはジャンボという名前のアフリカ象を購入します。
(※大きな飛行機をジャンボという語源は、バーナムのジャンボらしいですね!)

そこでバーナムが仕掛けたのはキャラクターグッズを作りまくるというビジネスでした。(;'∀')
もう凄いとしか言いようがない…

あの時代に6トンもある象を購入するなんてとんでもない事ですけど。(w
ジャンボが有名になることを見越して、キャラクターグッズを作りまくり、
ジャンボが有名になるのと同時に、グッズを売りまくるわけです!( `ー´)ノ

”1つのモチーフや物”でビジネスを思いついたときに、
他に付随するビジネスは無いか、考えるという事ですね~。

先日、愛知県のいちご農家さんが仰ってましたが、
いちごを作るときに、必ず出てしまう傷物のいちごをどう売上に繋げるか最初の頃から考えていた。と。( ゚Д゚)
今では、その傷物のいちごをピューレにしてお菓子に練りこんだスイーツが
楽天で1位を取るそうです!(≧▽≦)

俯瞰して自分のビジネスを見てみると、
もっともっと考えられること、出来ることの幅は広がりそうですよね!
ぜひこれを機会に、【グレイテストショーマン】になぞらえて
自分自身のビジネスを考える時間を持ってみても良いかもしれませんね♪

この記事を書いた人
Mika99a

1983年生まれ。東京都目黒区出身。
大手上場コンサルにて10年間コンサルタント、FC加盟企業へのスーパーバイジングを経験(北海道から沖縄まで全国の中小企業の経営支援を手掛ける)その傍ら、国内外への物販、産業カウンセラーとしても活動。MOSOMafia役員、MOSOCONNECT担当。各種営業業務、ユーザーへの経営アドバイスを担当。

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