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2018.11.13 コラム
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新しいコワーキングスペースの形。「Spacious」について

門福知樹

コワーキングスペース自体は、日本にもたくさんありますよね。WeWorkとか、最近だと渋谷駅にもコワーキングスペースが隣接していますね。つくづく思うのはおしゃれなスペースがどんどん出てきているという事です。ひと昔前は「スタバでMac」というのが理想の働き方の代名詞みたいでしたが、最近は「おしゃれなコワーキングスペースでMac」になってきているイメージあります。

 

だから、料金が安いとか、無料wifiが使えるとか、ドリンクバーがあるとか、そういうのは当たり前。その上でどうやっておしゃれな空間で差別化を図るかみたいな状況になってきていると思います。運営側にとってはコストが上がる一方ですね。。。

 

そんな問題を解決すべく(?)、ニューヨークで生まれたのが「Spacious」というサービスです。

 

Spaciousとは?

「Spacious(スぺーシャス)」は、開店時間前のレストランをコワーキングスペースとして提供するサービスだ。2016年7月にニューヨークでサービスを開始している。現在は、ニューヨークに14店舗、サンフランシスコに4店舗出店するなど順調に事業を拡大している。

『ビジネスモデル2.0 図鑑』より

 

開店時間前のレストランをコワーキングスペースに、というのがまず画期的ですよね。確かに仕込みなどの開店前準備で使うのは厨房のスペースだけで、ホールは使っていないことが多いです。そんなスペースの空き時間を利用してコワーキングスペースにしよう!という発想が素晴らしいですね。ユーザー目線だと、昼はカフェ、夜はレストランの雰囲気になるPRONTOが近いかもしれません。

Spaciousのビジネスモデルはこんな感じ。『ビジネスモデル図鑑2.0』より拝借させてもらっています。

 

レストラン|Spacious、双方のメリット

 

Spaciousがコワーキングスペースとして提供するのは、主に高品質なレストランです。値段=品質というわけではないですが、やはり一般的に品質が高くなればなるほど値段が上がってしまいます。そうすると高価格な食事にお金を出せる利用者(=昼にバリバリ働く人)はどうしても夜に集中しがち。高品質なレストランは昼に採算をとるのが難しいです。

 

しかし、昼の時間帯に料理ではなくスペースを提供すれば、夜ほどではなくても毎月利用料が得られます。その上、Spaciousのサイト上でPRしてもらったり、コワーキングスペース利用者がそのまま夜に食事を取ってくれるという二次的な効果も期待できます。

 

逆にSpaciousにとっても、コワーキングスペースをおしゃれにするコストがかからない。もう高級レストランとしてやっているわけですから、店内の雰囲気に気を使っているのは当たり前です。

 

その結果、ユーザーは月額95ドル(spaciousのサービスが開始したニューヨークのコワーキングスペースと比較すると5分の1程度)の値段で利用できるようになったそうです。

 

日本上陸の予定は?

Spaciousの公式サイト

公式のサイトを確認しましたが、今のところ日本に上陸する予定はない感じです。ただ、Spaciousについて調べていく中で、日本でもこういうことやろう!という方のブログや記事をいくつか見つけたので、同じサービスが日本で生まれる日もすぐではないでしょうか?

 

 

この記事を書いた人
門福知樹

体育会系オタク

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