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2018.02.22 独立・起業
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家にいながらお小遣い稼ぎ、あなたに合った自宅開業とは

海香

子どもの面倒を見る隙間時間に何か自分の好きなことでビジネスがしたい、でも子どもが小さく移動の負担が大きい、そうしたママさんの間で今流行っているのが自宅開業

ただし見切り発車で起業し、初期費用や宣伝費をかけた割には全くお客さんが来ず、
費用が回収できない、なんてことも・・

ここではそんな自宅開業の特徴やメリットデメリット・失敗しないための方法について解説します。

1.自宅で開業できるビジネス

事務所を別で構える必要がなく初期投資が少なく済むため、自宅開業のビジネスが今注目を集めています。
 自宅で開業出来るビジネスにはどのような分野があるのでしょうか。

  • 自宅を教室とした教育業

    学習塾や英語教室、お茶・お花・ピアノ・編み物など、自宅スペースで可能な習い事教室です。一般的に子供をターゲットとしたビジネスモデルがイメージされますが、少子化のため大人も受講できるコースを設けるなど、幅広い年代を集客できる業態が理想的です。

  • サロン経営

     エステサロンやネイルサロン、アロママッサージなど、自宅の一角でも展開することができます。特に近年、女性起業家に人気の業態です。施術の器具やコスメ、リラックスできる空間を演出するインテリアなど、自宅開業では初期投資がかかるスタイルです。

  • カウンセリング業

    士業、ファイナンシャル・プランナー、宅建士、中小企業診断士など、何らかの資格や知見を有した専門家である場合、プロとしての診断・提案・助言などによるカウンセリング業を営むケースもみられます。この場合はクライアントに出向くことが多いため、自身の執務スペースと来客スペースがあれば自宅で開業が可能です。

  • インターネット関連ビジネス 

    昨今、自宅開業で最も多数派とされるビジネスです。Webデザイン、プログラミングなどの専門スキルや経験がある人は、PCと必要なアプリケーションソフト、インターネット環境で始められます。これからスキルをつけるビギナーでも仕事を受注しやすいクラウドソーシングなどもあり、副業からスタートして軌道に乗ったら開業する例もみられます。

 昨今はクラウドソーシングでハードルが低くなっていますが、主たる収入として身を立てていくなら高い専門知識と技術が必要とされます。必要なアプリケーションソフトが使えるのは、あくまでスタートライン。経験が少ない場合は、開業前に学校に行く、デザイン会社、プログラミング会社などでアシスタントをするなどがおすすめ。資格よりも実績とスキルが決め手になります。

2.自宅開業のメリット、デメリット

2-1.メリット

2-1-1. 地代家賃のコストを削減できる

 自宅と別に事務所を設けると、地代家賃という安くはないランニングコストが毎月かかります。自宅開業であればそのコストを丸々削減できるため、事業が安定するまではとても好ましいメリットです。また自宅開業でも地代家賃のうち「事業に使用しているスペース」は按分して、確定申告の際に経費として計上できるメリットもあります。

2-1-2 出勤の必要がなく時間を有効的に使える

近くに事務所を構えたとしても支度をして、毎日往復するのは時間と労力、交通費などがかかります。自宅の開業であれば、通勤時間のタイムロスがなく時間を有効的に使えます。特に自宅でパソコン業務を行うクリエイターは日中は連絡や打ち合わせ。夜中に集中して作業するなど、自由にタイムマネージメントできるのが利点です。

2-1-3 子育て・介護とも両立できる

子供が小さくて外に出られない。待機児童の多い地域で保育園に入れない。親の介護のために外で働けない。こういった事情を持つ方にも自宅で開業はおすすめです。家を空けずに子供や介護する親を見ながら、仕事をすることも可能。会社員としての勤務は断念しても、自宅で開業するという選択肢で働けることもメリットです。

2-1-4  人間関係のストレスを避けられる

会社員の退職理由では、表立っては言えなくても「人間関係」が大半を占めているとも言われています。上司や同じプロジェクトのメンバーなど、どうしても気の合わない人がいることもあり、仕事はやりがいがあったのに…と不本意ながら退職せざるを得ないこともあるでしょう。
自宅開業の場合、もろちん仕事を発注してくれるクライアントやお客様に気を配ることは必要ですが、どうしても理不尽な相手であれば「その仕事を受けない」という選択肢があります。そのために人間関係のストレスを避けて仕事をすることも可能です。

2-2.デメリット

2-2-1 収入が安定しない

 自宅での開業に限らず、事務所を別に構えても同じではありますが、収入が安定しないというデメリットがあります。もっとも毎月同じ給与を貰えるサラリーマンとは異なり、ビジネスが軌道に乗って多く受注を得られれば、会社勤めでは実現できない収入を得ることも可能です。

2-2-2 仕事とプライベートのメリハリをつけにくい

 自宅での開業で特にパソコンワークで仕事をする場合などは、プライベートと仕事の切り替えをしにくいというデメリットがあります。自宅内でしっかりと「仕事部屋」を別にして、休憩する時はプライベートスペースに行くなど、デメリットとは言ってもセルフコントロールで解決できる部分です。

2-2-3 事務所がある場合より、信用力が弱い

 金融機関や各種信用調査で事業として判断される局面では、自宅兼事務所で開業している場合は信用が得られにくい傾向です。大手企業と契約を結び口座を開く場合は、別で事務所を構えた方がいいでしょう。ただしサロン、個別指導塾など、一般の生徒さんが通ってくるようなBtoCのビジネスモデルの場合は、資金調達をしない限りは特にデメリットにはならないでしょう。

2-2-4 自宅の場所が不特定多数の人にバレてしまう

 特に一人暮らしの女性は注意したいのですが、名刺交換などでよく知らない相手にも自宅の住所が知られてしまうというデメリットがあります。この場合は名刺を「住所・電話番号入り」「個人情報を載せずにメールアドレスのみ」の二種類の名刺を持って使い分けるなどがオススメです。
 サロンなどを経営する場合は、電話回線をプライベートと別で持つ方が良いでしょう。

3.失敗しないためのポイント

3-1 事業に使用がOKかを確認する

 そもそもですが、実は賃貸マンションの場合「居住用」とされている物件は「事業に使用することを禁止」とされているケースも少なくありません。既に住んでいる賃貸マンションなどで開業したい場合は、まず事業を行って良いかの確認が必要です。

 なぜ事業に使われることを禁止されているケースが多いかというと、不特定多数の人が出入りする状況は住民が嫌がるので、トラブルを避けるためにマンションオーナーも管理会社も抵抗を示すのです。

 なので、自宅開業と言ってもパソコンを使って室内で仕事をするだけなら不特定多数の人は出入りせず、打ち合わせで取引先の人が来ても、家族や友人が訪問するレベルかと思います。この場合はわざわざ連絡はしなくてもいいと思いますが、カウンセリング業、教室、サロン経営などで不特定多数の人が出入りする場合は、住民からのクレームにもつながってしまうため、事前連絡・許可が必要でしょう。

3-2 事業資金の準備

 開業する業種で必要な金額は異なりますが、自宅で開業する場合にも相応の資金が必要です。パソコンで請け負う業種はもともと所持しているPCや周辺聞き、アプリケーションなどを活用できる上に、人を招く必要も少ないことから、最も少ない初期費用での開業も可能です。但し、軌道に乗ってクライアントを増やすまでには数ヶ月かかることも少なくないため、余裕を持って資金を準備しておきたいですね。

 カウンセリング業、教室などはお客様を招くという性質上、内装を整える資金が必要です。教室の場合は、教材費他のランニングコストもかかるでしょう。自分一人でなく、他の講師を雇う場合は人件費もかかります。

 最も初期費用がかかるのはサロン業。カウンセリング業であれば「お客様を迎えられる室内」であれば良いのですが、サロンの場合は「お客様がリラックスできる空間を演出」と、より内装のハードルが上がり、費用をかけることになります。さらに施術に必要な器具や施術台、家具などを購入する費用。ランニングコストも施術のコスメやタオル、おしぼり、シャワールームのアメニティなど必要なものが多数あります。

 BtoCの業種であれば集客のための宣伝費も必要。いきなり高い広告費はかけられないかもしれませんが、近隣へポスティングするチラシや地元で強いクーポン広告、ホームページの開設は最低限用意します。サロンであればセンスのいいロゴマークをデザインして、パンフレットなども作成しておきたいところでしょう。

 いずれの業種も「平均単価はどれくらいか」「月間何人・何件の取引ができるのか」「売上見込みは」を描いて、収益が残るように運転資金の見込みを立てましょう。

3-3 ビジネスモデルとマーケット研究

 開業する業種が決まったら、自宅で開業する上でのマーケットを研究します。サロンであれば、どれくらいの所得層の女性たちが住んでいるか? 富裕層か?平均的か? 主婦が多いのか、OLさんが多いか? これらによってサービスメニューや単価設定、開業時間が決まります。

 英語教室でも同様です。子供が多いのかビジネスマンが多いのかで、コース配分が変わってくるでしょう。
 このように特に集客が肝になるビジネスでは、自宅近くのマーケットにマッチしたサービスを展開しましょう。

4.まとめ

 自宅で開業する際に向いている業種や、メリット・デメリットを紹介しました。

 女性に起業で注目を浴びているサロン経営は、他の自宅開業と比較すると初期費用やランニングコスト、運転資金がかかります。そのため、単価を高めに設定し、集客するための宣伝、リピーターを増やさなくてはいけません。

 事務所を構える場合は、ビジネスモデルに合わせて最適な立地を選ぶことができますが、自宅開業の場合は自宅の近隣に向いたサービスへと寄せる必要があります。
 自宅が富裕層のエリアでないならば、一般的な価格のサービスの方が集客しやすいですし、子供が少ないエリアだと大人をターゲットにした教室にした方が集客という点では賢明です。

 他にはない独自性を武器にしていれば、遠方からも訪れてくれますが、その場合は遠方の人に知ってもらうための宣伝が必須です。

 自宅て開業する時には「資金を準備」「近隣のマーケットにマッチしたビジネスモデル」を検討して、始めるのが成功への第一歩でしょう。

この記事を書いた人
海香

コンテンツメディアと四半世紀向き合っている多趣味なライター。
得意ジャンルは、ビジネス・経営・IT・住宅・観光・美容・教育・アートと幅広いのが強みです。
夏の週末は湘南のイベントでよくフラを踊っています。
最近のトピックスは、取材で西村京太郎先生に会えたこと。

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