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2018.10.16 コラム
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仕事中に音楽を聴くことは良いのか?

門福知樹

こんにちは。MOSO Mafia門福です。
今回は仕事中に音楽を流すのはアリかナシかについて書いていきたいと思います。(モラル的にではなく作業効率的に)

ちなみに僕は断然アリ派です。

作業中に音楽を流すメリット・デメリット

 

よく言われるメリット/デメリットはこんな感じです。

・メリット

 

 

メリットは言わずもがな、

・周囲の雑音を遮ることで作業効率が上がる

・自分の好きな音楽を聴くことでモチベーションアップにつながる

 

・デメリット

 

 

・歌詞のある音楽や、思い入れのある音楽、聴き込んでいる音楽だと、無意識に集中力がそっちに行ってしまう

・インプット作業(プレゼン資料を暗記したり、言語の教科書を読む)時には、単純に聴覚からの情報が同時にはいってしまうため効率が良くない

 

 

また、デメリットに関してはこういう調査結果もあります。

40人の被験者に対して以下の4パターンの環境で認知テストを受けさせました。

1.テンポの速い曲がBGMに流れている
2.ゆったりした曲がBGMに流れている
3.環境音がBGMに流れている
4.完全な無音

その結果は明確でした。BGMを聞きながら認知テストを受けた被験者は、みんな点数が下がっていたのです。

 

この結果から、僕も初めは次のように考えました。

じゃあ音楽は聴かない方が良いのか?

 

では、結局音楽は聞かない方が良いのでしょうか。その答えを出す前に、人間の情報処理能力の話をしましょう。

人間の感覚器から外部から受け取った刺激は、RASという脳のしくみによって選別されます。

そして99.9999999%が無意識のうちに処理され消えていきます。

すなわち、あなたが今している仕事も、僕が今これを書いている事も、0.00000001%の意識的になされる情報処理能力を使用して行われているのです。

いわゆる「集中する」という状態は、この0.0000001%の情報にに向けられる脳の処理能力をその作業にフルに使用している状態だと言われています。

音楽という聴覚情報は、集中力を鈍らせ、0.0000001%の限られた処理能力を使用する情報の中に入ってしまいます。その結果前述した実験の結果が表れてしまいます。

キモは、「集中力」

でも、音楽だけが外部から受け取る情報のすべてではないですよね。裸で作業してもOKな会社なんてありえませんから、触覚で服の表面の情報を受け取っているわけですし、(あったらすいません。失礼いたしました。)仮に裸で作業していたとしてもその場所の匂いを嗅覚で感じています。

でも大体の場合、それらは無意識に処理される情報のうちに振り分けられます。それは、匂いを意識して感じるよりもその仕事や作業に「集中する」と脳が考えているからです。

ということは、今ある作業に集中すれば、自然に音楽という聴覚情報もその99.999999%に入るということになります。

卵が先か、ニワトリが先か、という話になりますが「音楽を聴くから集中できない」のではなく、「集中していないから音楽を意識的に処理してしまう」という事です。

ぼくの嫌いな精神論的な結論になってしまいましたが。。。
基本的には私は、
「集中していない」=モチベーションがあがる作業ではないということだと考えているので、そんな事今すぐやめるか、それをこなしたことによって自分に返ってくるメリットを考えるようにしています。

ちなみに、こういう脳の仕組みを知ってか知らずか、こういう事例もあります。

手術見学をさせてもらうことが多いのですが、日本でも外国でも音楽をかけて手術をしている病院は多いですね。
音楽の内容は、 クラシック、アニメソング、JPOP、演歌、クリスマスソングなど制限無くいろいろかかっています。
執刀する教授にそのことを尋ねると、助手であるオペ看の人たちがリラックスできるようにとのことでしたが、初めて見たときは衝撃的でした。

作業に集中しているならば、音楽があろうがなかろうが関係ない、と知っている医者だからこそ、音楽は作業に支障がないと考え音楽を流すことを問題視していないのではないでしょうか?

とはいっても、やっぱり音楽は意識しがちな情報ではある。

先ほどの研究、続きがあります。

どんな曲が最もダメだったのか
このとき、BGMの種類によってテストの結果には次のような違いが見られました。

・テンポの速い曲がもっとも脳のパフォーマンスを下げた
・環境音よりもゆったりした曲のほうが悪影響は大きい
・もっとも成績が良かったのは無音状態だった

どうやら、BPM(Beat Per Minute。テンポとほぼ同義)が速い曲を聞くほど脳の処理能力は下がっていくため、結局は無音状態が最強のようです。

なので、やはり聞くならクラシックなどゆっくりした音楽のほうが、無意識に聞き流しやすいでしょう。

まとめ

集中できるなら、「アリ」!
できないなら、音楽を聴いて集中しようと思う以前にその仕事への向き合い方を変えましょう。

この記事を書いた人
門福知樹

体育会系オタク

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