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2018.02.22 独立・起業
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フランチャイズ開業をする前に!知っておきたいフランチャイズの仕組み

taeko

1.フランチャイズの仕組みについて

  「フランチャイズ」という言葉はよく聞きますが、どのような仕組みの開業形態でしょうか。
 ゼロからビジネスモデルを考案し、トライ・アンド・エラーで成功パターンへと磨き上げるのは資金と時間がかかります。そのために既に確立しているビジネスの「ブランド」「商品」「店舗構築」「宣伝」「マニュアル」などをパッケージ化したものがフランチャイズのビジネス。フランチャイズの本部(フランチャイザー)に加盟金を払って契約することで、加盟店(フランチャイジー)としてビジネスを展開できます。既に培われたノウハウを活用できて本部からのアドバイス・指導も開けられるので、業界未経験でもすぐにビジネスを展開できる仕組みになっています。
外食チェーン、コンビニエンスストアのイメージが強いのですが、今や学習塾、不動産会社、家事代行業、買取専門店など、幅広い業種のフランチャイズビジネスへと挑戦できます。

2.フランチャイズのメリット・デメリットは?

2-1.メリット

2-1-1 ノウハウがなくてもビジネスを始められる

通常は開業をするのであれば、仕入れルートの確保や単価設定、宣伝、マーケット研究、出店、接客、サービスメニューなど、すべて確立して経営しなければなりません。フランチャイズでのビジネスはこうしたノウハウがパッケージ化されているので、経験のない業態でもそのまま開業スタートすることができます。

2-1-2 本部のアドバイスが受けられる

 本来の経営者は孤独で、事業の問題に行き詰まった時の解決策は自分で見つけて乗り越えなければいけません。豊富な成功事例を持つフランチャイズビジネスでは、契約形態にもよりますが、ほとんどの場合、本部の専門家からの経営アドバイスを受けることができます。

2-1-3 メリット3 ブランディングが確立していて宣伝コストを削減できる

 いくらノウハウを持っていたとしても立ち上げ当初は無名の店舗。信頼を得るまでには長い道のりがかかります。宣伝費も多くかかるでしょう。フランチャイズであれば世の中の人々に知られているものであればブランディングや信用が確立されているのが大きな強みです。ブランドの宣伝自体は本部で行っているため、宣伝は自店の集客に特化したプラスアルファに抑えることができます。

2-1-4  マーケットに合った立地の相談もできる

通常であれば出店の立地にも悩まされるもの。実際にお店を出してから、ターゲットに合っていなかった。集客しづらい立地だったとしても後戻りできません。その点フランチャイズであれば、蓄積されたマーケットデータにより有利な立地に候補地を絞って、失敗の少ない出店が可能です。

2-2.デメリット

2-2-1 契約金と月々のランニングコストで加盟金がかかる

フランチャイズでは決して安くない額の契約金と月々の加盟金がかかります。特に誰もが知る知名度の高いブランドの加盟店であれば加盟金は高額となり、売上が立たないと赤字に陥る可能性もあります。

2-2-2 業種によっては初期投資が高額

自宅の一室で行える小規模の学習塾などでは初期投資も抑えられますが、外食・コンビニ店舗の場合は店舗の契約・内装などでかなりの初期費用がかかります。比較的初期費用のかからない業態でも、看板・社用車など、何らかの設備投資が必要になります。

2-2-3 従業員の確保と人件費がかさむ場合がある

 24時間営業のコンビニなどで多いのですが、長時間営業が義務づけられている業態ではスタッフを確保しなくてはいけないため、人件費がかさんだり、家族・親族総出で協力を依頼する覚悟も必要です。

2-2-4 ルール化されているため、自由な経営はできない

 ノウハウがパッケージ化されているフランチャイズビジネスは、知見や経験がなくてもスムーズにビジネスをスタートできるという利点はありますが、自分で色々決めて経営したい人には制限が多いためデメリットになります。

3.フランチャイズに向いている人、向いていない人

このようにフランチャイズはメリットとデメリットが表裏一体で、向き・不向きがはっきり分かれると言えるでしょう。

フランチャイズに向いているタイプの人は、どんな人でしょうか。

  • 資金力が豊かな人

    他の開業形態と比較して、フランチャイズは初期投資とランニングコストがかかります。不動産を持っていて活用しきれていない人も選択肢の一つとしてはオススメです。

  • 手っ取り早く事業を起こしたい人

    専門ノウハウがあまりない人、または専門分野はあるけれど、あまりビジネスプランの構築に時間と手間をかけられないので、手っ取り早く事業を起こしたい人には向いています。
     育児・介護と両立して自宅で稼ぎたい人には、学習塾や英語塾、来客型のビジネスもライフスタイルに合わせることができるでしょう。

  • 既に親和性の高い業態で開業している人

    初期投資を抑えて新事業としてスタートできます。例えば、介護サービスを営んでいる人が家事代行サービスのフランチャイジーになったり、ピアノ教室をやっている人が英語教室のフランチャイジーになる、街の不動産屋さんがリノベーション店舗のフランチャイジーになるなどのケースです。

 向いていない人はその逆です。
 「人生をかけて貯金を全額使う」というスタイルの開業をしたい人は、フランチャイズは初期投資が大きく、ランニングコストとして月々の加盟金も負担になるため避けた方がよいでしょう。
 また自分でビジネスモデルを構築したり、日々、好きなように経営して「自分の店」を作りたいタイプの人には不向きです。

4.まとめ

 既に信用力のあるブランドとノウハウで、すぐにビジネスをスタートできるフランチャイズですが、デメリットも存在します。そうは言っても、向いている人にとってはデメリットもクリティカルではなく、十分に乗り切れるものです。

 フランチャイズで開業する時に、大切なのは「どの業態、どのブランドを選択するか」。有名ブランドは集客力もありますが加盟金が高い上に、ルールも細かく自由度が少なかったりします。一方、まだまだ発展途上のブランドがこれから伸びる優良なビジネスモデルであることも多く、こう言った場合は、加盟金がリーズナブルであるのが魅力です。

  ところが知名度の低いフランチャイズビジネスには、途中で業績が悪化して本部自体がなくなってしまう可能性もあります。契約を結ぶ際には条件だけでなく、財務状況や実績など熟考しながらマーケットの可能性も調査して検討したいものです。

 業態を選ぶ時は収益性も大切ですが、自分が興味を持てる業態であることが大前提です。人が足りないときは自らが店頭に立たなくてはいけない場合も考えられますし、興味の持てない業態ではいくらフランチャイズでも成功することは難しいでしょう。

 向いている人が上手に活用すれば、ビジネスとして成功しやすいのがフランチャイズ。開業の際はぜひ選択肢として検討しましょう。

この記事を書いた人
taeko

MOSO Mafia メディア編集、PR、IR担当。サイドビジネスとして、女性向けの恋愛や仕事のあり方・生き方のコーチングを提供している。ブログ内にて、講座の内容や恋愛コラムも発信している。

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