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2018.11.27 コラム
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デカルトから学ぶゴール設定と行動の仕方

門福知樹

こんにちは。MOSO Mafia門福です。

 

「夢」って深い言葉ですよね。寝ている時に見るそれではなく、将来の目標という意味で使われる「夢」です。

僕が夢を面白いと思うのは、夢は行動のモチベーションになることもあれば、絶望する原因にもなりうる。

人は夢というものを勝手に抱いて、自分の現状と比べて「頑張るぞ」とも「俺なんか。。。」ともなる。直接的に生死にかかわる問題ではないのに、私たちにとって生死にかかわる問題よりも大きな問題になっている。〇〇大学に合格するのが夢だったのに、合格できなかったから悲しくて寝れない。というのはその典型例なわけです。睡眠欲よりも夢がその人にとって大きな問題になっている。

 

だから、現代人にとって夢がかなう/叶わないというのは3大欲求より重要な問題なわけです。

そこで今回は、デカルトという哲学者の意見を参照し夢をかなえるということについて考察したいと思います。

 

デカルトとは誰か

 

 

ルネ・デカルト(仏: René Descartes、1596年3月31日 – 1650年2月11日)は、フランス生まれの哲学者、数学者。合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られる。

-Wikipediaより引用

 

彼が誰なのかはここでは問題にしません。「我思う、ゆえに我あり」で有名な人です。

 

大志に向き合うのが怖いのは当たり前。

 

 

「大志」という言葉の定義は、ここでは5年、10年日々努力をして得られる「かもしれない」地位やスキルや職業の事としましょう。「サッカー選手になりたい」とか「ピアニストになりたい」とかのイメージで良いと思います。

小さいころに考えたり、堂々と人前で言えていたこうした大志は大人になるにつれ無くなっていったり、夢は持ちつつも人前で言うという行為は避けている人がほとんどではないでしょうか?

僕自身もそうです。その夢について記事に書くことはしませんが、人前では絶対に言わない、昔からの大志が心の中にあったりします。全く忘れているというわけではありませんが、生活の中で大志に向き合うという事を抑制している時間は存在しています。

 

複数の本の知識も借り、僕が思う「大志に向き合うのが怖い」理由は大きく分けて二つ

①大志を追わなくても、ある程度有限性のある今の生活で満足しているので、それを捨ててまで大志を追ってリスクを取りたくないから

②大志を追って、リスクを追うのは構わないが、それで自分に才能がないことに気づいたり、周りに笑われるのが怖いから

 

①で言っているリスクは、主に金銭面です。もちろん留学という大志だったなら、金銭だけでなく恋人と遠距離になるというリスクかもしれませんが、大体の場合金銭的に不安定になり、今の生活スタイルに支障をきたすという事を恐れる人がおおいのではないかと思います。

人間は変化を恐れる生き物なので、当たり前といえば当たり前の事なのかもしれません。いばらの道の先にお宝があったとしても、今いる環境にいたいと思うのが人間です。

②は、金銭を失う事よりも何よりも、自分への評価が落ちたりプライドが傷つけられるのが怖いという感情です。こういう感情に対して、世界に一つだけの花的なアドバイスをする本や人が多いですが、個人的には違うと思っています。「自分」というのは、自分でないもの(=他者)がいて初めて存在しえます。ナニカが存在するためには、ナニカ以外が必要です。有と無、表と裏、0と1。

 

哲学的な話になるので深くは話しませんが、世界に一つだけの花的アドバイスは、他者の目が気になる人に「(他人の目は確かに存在していてあなたの事を悪く言っている可能性があるけど)そんなことに気にするな」というなんの解決にもなってないアドバイスなわけです。

他者の目があるというのは認識したうえで、ではそもそも他人が自分を笑っているのはなぜ怖いのだろう。そもそも他人とはだれのことを指すのだろうといったメタ的な視点が必要になります。

 

じゃあ結局どうしたら良いの?

前項の①、②のように、人間は大志を叶える過程というより、そもそも大志と向きあうこと自体に恐れを抱く性質があります。

では大志と向き合い、叶える覚悟を決めるにはどうしたらよいのか?

ここで初めてデカルトの考え方が出てきます。

デカルトは、主著『方法序説』の中で、正しく理詰めで真理を探究する方法には「明証」「統合」「枚挙」「分割」の4つがあると提唱しています。それぞれの説明は割愛しますが、その中で特に注目したいのが、「分割」です。

 

デカルトは、こう言っています。

私が取り組む難しい問題のそれぞれを、できる限り多くの、しかもそれを最もうまく解くために要求されるだけの数の小さなパーツに分割すること。

 

つまり、「困難は分割せよ」ってことなのです。

これは大志も一緒で、向き合うのも大変な夢に分割もせず向き合ったら、それは当たり前ですが尻込みしてしまいます。

そして、自分の把握できるサイズの目標に分割したら、あとはそれをこなしていくだけ。「今、この瞬間にやるべきこと」に集中していくのです。

これは今ビジネス書で流行りのマインドフルネスの考え方に通じていますね。将来は何が起こるかわからない。だから不確定な未来を憂うよりも今この瞬間できることに集中するべきだ。という考えです。

同じ哲学者の考え方でいうなら、アリストテレスも「エネルゲイア」という概念を使用し「今この瞬間にやるべきこと」に集中することが、成功や自己実現への近道だといっています。

 

まとめ

 

いろいろ話がそれましたが、デカルトの考えを借りるなら、「困難は分割せよ」。大志を細かく刻みまくって、何をしたらよいのか想像できるくらいのレベルまで分解しましょう。

そしてそのあとは、デカルトだけでなくアリストテレスも言っているように、「今この瞬間にやるべきこと」に集中すべきです。

夢が大きすぎて叶うか不安だからとりあえず今日は寝よう。じゃあダメなわけです。夢への階段が何段あるのか数えて、一歩でも良いから登らないといけないんです。それ以外に上に上がる方法はありません。

私も書くだけで終わらないように、実践に移したいと思います。

この記事を書いた人
門福知樹

体育会系オタク

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