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2018.02.27 独立・起業
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「前に立つだけが起業じゃない」—フリーランス秘書 高西愛美さんが語るサポート業を築いてきた軌跡①

taeko

セミナーやコンサル業の経験から、現在は企業やセミナーのサポート業を主とする「フリーランス秘書」として活動されている、高西愛美さん。
起業女子という言葉が出現する数年前から既に起業女子として活動してきたご経験や、最近の起業市場の動向に至るまで、約15000字のインタビュー取材をお受け頂きました。ここではシリーズでご紹介していきます。

フリーランス秘書とは

今はフリーランスの秘書として活動されているのですか??

秘書っていっても結構、何でも屋みたいな感じで、できることはなんでもやるという感じです。業務は色々請け負っているので、特に限定しては何も言えないんです。会社によって人によって頼まれることが違うので、「これやってます」という専門性は特にはないですね。

頼まれたものを請け負う形なんですね。

そうですね。もしくは、できる人を探したりもします。ただ「自分が何者か?」でないと、社会って認められにくいというか、話が成立しにくいので、ひとまずの取っ掛かりとして、フリーランス秘書と名乗っています。本当の秘書さんには怒られそうですけど(笑)

何でもやってくれるというのが伝わりやすいですね。

そうですね。フリーランス秘書ですと伝えると、「それは何をするの?? 」と聞いて頂けるので、そこからできることをすり合わせしてお仕事が成立することもあれば、その時は「そうなんだ」と終わって後日、人が足りない時に存在を思い出して頂けたりすることもあります。

ゼロからの秘書業務

もともと、秘書業務みたいなものはやられていたんですか???

2013年に個人での仕事を始めました。それ以前は務めた経験はなかったんですよ。私は結婚が早くて、高校を卒業した翌年には家庭に入っていたので。

専業主婦を2年して、そこからパートで働き出したんですが、パートじゃいやだ、何かやりたいと思って。それでビジネスを勉強しに行って、自分のできることで仕事の受注を始めました。

全く別の分野からのスタートだったんですね。

最初の売上5000円からスタートだったんですよ。個人でお仕事している方のブログ記事を整えたりお申し込みフォームを作ったりといった細かな作業を請け負う仕事でした。ブログは自分でも書いていたし、昔は携帯ホームページを自分で作っていたこともあるので、その経験からHTMLとかの知識も多少持っていたので。

昔の経験が今に活きてきたんですね。

できようができようができまいが「とにかくやってみる、やる」

出来る範囲の物事の依頼を受けて、自分のできることはなんでも引き受けました。3000円とか5000円とか1つ1つの依頼は小さなものでしたが、お金をいただいて1ヶ月で12万ほどになったんですね。そしたら、それを見ていた方から「自分の仕事のアシスタントやらないか??」と声を掛けられて。そこから本格的にアシスタント業が始まったんですが、最初は無茶振りされるものをとにかく全部こなす、みたいにして叩き上げられた感じですね。

その精神力というか、根性がすごいですね

基本的にできようができまいが「とにかくやってみる、やる」と行動した結果、もちろんうまくいったことはうまくいったし、うまくいかなかったものは自然と次は頼まれなくなって徐々に仕事の内容が固定されていきました。できたものは似たような仕事を振られたり、次はもっとこうしてと更にレベルの高いものを求められたり。やったことが実績になると同時に次の種蒔きにもなっていて、それが楽しくて最初の頃は無我夢中でやってましたね。

とにかくどんな仕事でも全力で打ち込む、高西さんのお人柄が垣間見えます。

そもそもビジネスした経験も知識も私にはなかったので、言われたことをやらなかったら・・もう終わりですよね(笑)
もちろん大変なこともたくさんあったし、その度に弱音も吐いていたんですけど、慌てている姿・落ち込んでる姿は全部ブログなりFBなりに書いて昇華していました。

高西さんでも弱音吐かれることがあるんですね・・

書かないとメンタルが持たないんですよ(笑)仕事の様子や、今何してる、こんな気持ちだよってことを誰かに言いたくて仕方ないんですよね。その延長線上で今もずっと来ていますね。
だから逆にきっちりかっちりした、大企業の仕事とかはできないだろうなって思います。なんでも書いちゃうから(笑)。そういう意味では、フリーランスっていうある程度の自由があった上で働けるというのが自分の性質にも合ってるんですよね。ある程度の余白が許されたててその上でできること・やれそうなことを受注させてもらえると俄然生き生きと働けるので、その繰り返しでやっています。

フリーランス秘書設立の経緯

最初からフリーランス秘書と名乗ってらっしゃったんですか??

フリーランス秘書って名乗り始めてからはまだ1年も経ってないですね。2013年ころから「個人事業主」として仕事を始めたんですけど、その当初はSNS起業とかキラキラ起業女子っていう言葉は別になかったんですよ。ただ、個人で、個人で仕事をするには実績資格、資金もない人たちが、ブログやFacebookといった無料で使えるサービスを使って自身の活動をPRして、お仕事の受注や集客をして、仕事を成立させていこうということでSNSを使い始めました。確かFacebookが出てきたくらいの時でした。

Mixiからfacebookへ移行したタイミングくらいですね。

そうですね。まだ私の友達もFacebookを日常や近況の報告場として使っていた頃で、私もその中で日常や近況と一緒に、仕事のこと、自分がどういう人間で、どういう活動をしているかを発信していました

Facebookを始めた時は、フリーランス・個人事業主ですっていう風に名乗っていたんですか??

いえ、そんな風には全然言ってなくって。ただの自分、高西愛美ですという状態からです。
ただ、自分で仕事をしようと思っていたので、例えば「今こういうセミナーに出かけています」とか、「交流会に参加してるよ」というのが日常の出来事として発信していました。その中で「こういうイベントをお手伝いすることになりました。興味のある人は来てね 」というような形で、実際仕事になった後も、発信は延長線上でやってましたね。

継続的に発信はされていたんですね。

セミナーやとかイベントのお知らせもSNSを使ってしていましたし、開催した後はすると開催報告をブログに書いてFacebookにもシェアしたり。SNSは全部自分の活動を見せる場として使っていましたね。

自分自身も「起業女子」と見られていた時代

あくまでもSNSは好きな発信をする場所で、仕事の告知や集客は必要に応じて行うものという使い方でした。今のSNSの「キラキラ起業女子」と言われている人とか他の起業家さんのする使い方というよりは、発信自体が好きなので、書きたいんですよね。特に集客とか必要ない今も書いてますし。

書くこと自体がお好きだったんですね〜

2015年辺りからかな?起業女子っていう言葉が少しずつ流行り出しました。
誰が使い出したかは分からないですけど、そういう言葉が生まれて、自分がやっていたこともそこに当てはまっていたし見え方としてもそうだろうなと思ってたので、自分でも自分は「起業女子」と言っていました。

気づけば「起業女子」という言葉がありましたね。

起業女子向けの相談業みたいなこともやっていたので、「起業女子」と謳うことで同じように個人で仕事をしたい人に見つけてもらいやすくなるし、多くは主婦の方が自分も何かしたいと相談にこられていましたね。「起業女子」っていう言葉自体はキャッチーなので打ち出しには効果があったと思います。それで段々と起業女子と名乗る人や、そうなりたいと思う人が増えて、業界自体が活発になって来た頃に、それまでとはどこか雰囲気が変わってくるんですよね。

このあたりから起業女子の市場に変化が起きてきます。具体的な変化については、次回に続きます。

→フリーランス秘書として活動する高西愛美さんのTwitterblog

この記事を書いた人
taeko

MOSO Mafia メディア編集、PR、IR担当。サイドビジネスとして、女性向けの恋愛や仕事のあり方・生き方のコーチングを提供している。ブログ内にて、講座の内容や恋愛コラムも発信している。

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