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2018.11.26 コラム
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「バカとつき合うな」?

門福知樹

こんにちは。MOSO Mafia門福です。本屋でぶらぶらしていると、『バカとつき合うな』という本が気になりました。

この本は堀江貴文さんと西野亮廣さんの共著です。僕はどちらの方も好きで、これまでの著書もいくつか読んでいます。

堀江さんは言わずもがな、肩書が多すぎて表現できませんが元ライブドアCEOで、逮捕されてしまって、現在はロケット開発とかもしている実業家の方です。

堀江さんはどの著書でも、「行動すること」の大切さを説かれています。

例えば、『自分の事だけ考える』では、こう書かれています。

 

かなり大きな予算が動くプロジェクトでも、打合せの現場でポンポンと結論を出していく。悩んでいるうちに時間ばかりが過ぎてしまい、結果としてライバルに先を越されたり、機会を失ったりすることもある。だから僕はひとつの熟考より3つの即決である

 

西野さんは、僕が中学頃、西野さんが出演していた「はねるのトびら」を見ていたので芸人さんというイメージでしたが、現在は「芸人」という枠を超えていろいろなことをされていますね。『革命のファンファーレ』や『えんとつ町のプペル』という本を書いたり。それでも芸人としてもほどほどに活躍していて、最近だと「ゴットタン」によく出ている感じはします。

こんな二人が書いた本は、面白いに決まっています。実際タイトルからして面白い。

今回はこの本から、こうなってはいけないバカの種類を5種類ピックアップして紹介したいと思います。(実際の本には28種類も紹介されています。)

参考文献:『バカと付き合うな』ー堀江貴文・西野亮廣

 

我慢を美徳にしたがるバカ(堀江貴文)

 

堀江さんは、我慢厨が嫌いだと明言されています。確かに高度経済成長期は退屈で単純な労働でも我慢していればお金がもらえて地位も上がって、結果的に「我慢」が実を結ぶ事もありました。でもそれは、たまたまその時代には我慢して働く事が結果を出すための最も効率的な方法だっただけで、今の時代に必要なものは真逆の力です。すなわち、「偏愛力」です。

にも拘わらず、ストレスをためた我慢厨は「偏愛力」を突き詰めている人を批判します。「俺らはみんな我慢しているのにあいつだけずるい」という風に。

それは堀江さんのような偏愛を極めている人からすれば、「自分勝手に我慢して、それで他人に迷惑かけてんじゃねーよ」というわけです。

我慢を美徳にしたがるバカにならないためには、自分で我慢癖を解除していくしかありません。日常やっている行動の中で、我慢してやっているモノと、いつの間にか楽しんでしまっているモノを腑分けしてみてみましょう。

 

欲望する力を失っているバカ(堀江貴文)

 

 

堀江さんは学校教育を全面的に否定しています。学校教育の大きな弊害の一つとして挙げているのが、行動せず黙っていられる子が学校では評価され、その枠にはまっていくうちに「やりたいことを我慢する」から「やりたいことがない」に変わっていってしまうことです。まるで去勢されるかのように。

さっきの我慢の話とも通じる話ですが、去勢される前に当然のように持っていた、何かをしたいという欲望に忠実に行動すればよいんです。もちろん何をやるにしても最初は知識が必要になる。そしたらその段階で必要な知識をつけていけば良い。そうすれば学校なんていらなくて、各々が我慢しないで生きるための知識がついていく。

「知識」→「行動」ではなく、「行動」→「知識」なんですね。

 

付き合いを強要するバカ(西野亮廣)

 

一時期はお酒は飲まない、飲み会は来ない新人が非常識みたいな風潮でしたが、最近だとむしろ逆でそれを強制するおじさん世代が「古い」みたいになってきている感じがします。飲み会断って帰っても、「自分もってる」くらいの認識で、それについて何か言われるということは少なくなってきてるみたいです。

西野さんも断然「付き合いの」飲み会を否定する派です。本の中ではこう言っています。

『「付き合え」って言ってくるやつに、優秀な奴はいません。だって、優秀な人のまわりには、言わなくても人が集まってくるものなので。』

 

西野さんは飲み会に関してだけではなく、「付き合い」でやるあらゆるものを疑問視しています。付き合いでひな壇番組に出るという事を全くされていないそうです。

 

人と同じことをやりたがるバカ(西野亮廣)

 

 

昔に比べれば個性尊重が重要視され、同調圧力は弱まってきている感じがします。しかし自分で仰っている通り、西野さんがこんなに叩かれているのはやっぱりまだ「出る杭を打つ」という風潮は残っている証拠でもあります。

 

西野さんはそんな考えを真っ向から否定し、勝率を上げるために、出る杭になることが何事に対しても重要と主張しています。

彼は芸人時代、99パーセントの人がやっていた漫才スタイルではなく、だれもやったことないような漫才スタイルで漫才コンクールに挑み、結果次々に優勝していきました。

西野さん曰く、これは単純なロジックで、

同じようなスタイルA漫才の9組と、違ったスタイルBの一組がいたのなら、お客さんの印象はまずAかBどちらが面白かったという話になります。Bには一組しかいないわけですから、その時点でBの漫才スタイルは勝率を5割まで引き上げることができます。

反対に、Aのスタイルをとったなら、勝率は5割の9分の1、つまり5%ちょっとになっていまいます。

 

これはビジネスの世界では当たり前のように言われている「ブルーオーシャン戦略」ですが、ひとたび世界が変わるとこんなにも当たり前のことを人はできなくなってしまうのはなぜなのでしょうか。

 

バカを笑って自分は棚上げのバカ(堀江貴文)

 

 

僕はこれが一番心に刺さりました。別にこの本に書いてあるバカを笑っているわけではありませんが、本を読んで、「よしこんな風にならないようにしよう」で満足して終わっています。

本を読む目的は、少なくともビジネス書の場合は大体「行動する」とか、「アウトプットにつなげる」ですよね。でも本を読んで(=バカを笑う)知識として吸収して終わる(=自分は棚上げ)というのは自己目的化してしまっているというわけです。

ましてや行動して失敗している人はもっと最悪で、堀江さんの言い方をすれば、

行動する人に文句をいってみても、文句を言う人間が行動できる人間になれるわけがない」んです。

 

まとめ

「バカ」という強い表現で行動しないことへの焦燥感をあおるこの本。自分だ!と思ってグサッとささる表現がたくさんありました。

二の足を踏む癖があると自覚している人に特におすすめです。

 

 

 

この記事を書いた人
門福知樹

体育会系オタク

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